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昨年のサブプライム問題から始まり、リーマン・ブラザースの
経営破たん、米自動車ビッグ3などの経営危機を誘発し、
アメリカ経済だけでなく、世界経済全体に大不況を巻き起こし、
ファッション業界にも多大な影響を与えた。
G8が13日に「世界経済の安定化を示す兆候がある」と声明をだしたが、
状況自体はいまだ不確実なものだろう。
そんな中、日本市場で大ブームなファストファッション。
ここぞとばかりに勢力を拡大している。
クローズや破たんするブランドを尻目に店舗を増やしている。
やはり、ファストファッションといえば「安さ」がユーザーの
心をがっちり掴んでいるのだろう。
ただ彼らは「安くしないと売れないから」という時代の波に
乗っかっただけではなくこの時代に対応し、コストパフォーマンスの
面から正面をきってぶつかっていったのだろう。
コストパフォーマンスを考えていくと品質が下がっていくのでは
ないのかと思いがちだがそういうわけでもない。
すこぶるいいのかと?聞かれればNOだが
「そんなには悪くない」といったところだろうか。
ブランドやメーカーもこぞってアウトレットに力をいれている。
2割〜6割引きなどは当たり前、
原価はいくらなんだよと突っ込みたくなる。
このような状況下でモードブランド、ラグジュアリーブランドに
求められたのが"リアル"だ。求められたというよりせざる得なかったのではないだろうか?
市場に受けなければ歴史もへったくれもないだろうから。
いち消費者としてはいいことだと思うが、コレクションやメゾンの
いちファンとしては少しもの悲しい気もする。
ボクにとってのコレクションやメゾンは格式の高いものというイメージもあるからだろう。
それに"リアル"と"クリエイティブ"の共存は難しいものであり、
市場に受け入れられる為に"リアル"を追求すれば
"クリエイティブ"という輝きを失ってしまう気がする。
この共存を成功させるメゾンは現れるのでしょうか?
TAMでした。
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記事
2009年06月15日
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